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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 伊藤若冲『立鶴図』 価格:294,000円 ■軸寸(約):縦183×横48cm。 画寸(約):縦109×横29.5cm。 ■表装は大和三段表装。 一文字は有馬家家紋「巴に竜胆紋」を本金で別織。 中廻しは正絹笹鶴緞子、上下は正絹枳殻紬、軸先は白の角軸。 本紙は吉野手漉き和紙。 ■有馬老大師に自筆で箱書きいただいた桐箱に納めてお届けします。 蓋の裏にも老大師自筆の署名および落款が入れられます。 ■お届けは約1ヶ月。 ■送料は1点につき別途630円(税込)をお申し受けます。 ■なんと気高く凛(りん)とした佇(たたず)まいでしょうか。 悠然と天を仰ぎ、まさに飛び立たんとする一羽の崇高な鶴。 本作品『立鶴図(たちつるず)』は《花鳥画の偉才》として世界的に絶賛される江戸中期の絵師、伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)の名画です。 「花鳥画といえば若冲」との極めて高い名声を誇る若冲。 庭に飼う鶏を毎日写生する修行を重ね、生命の活力を描き出す画力を会得したという逸話でも広く知られる巨匠です。 ■本作品『立鶴図』は最も筆が冴えた若冲壮年期の代表作。 神妙な墨の濃淡の中に、羽根の鮮烈な純白や草の緑をも思わせる練達の技。 繊細な筆さばきを重ねた翼は、今にも羽ばたき出しそうなほどに躍動的。 丹念な点描による足と爪は、しっかりと大地を蹴りたてる力強さにあふれています。 まさに見る者の心を爽快にし、雄飛の志を授ける名品です。 ■京都五山の中心として名高い相國寺(しょうこくじ)。 若冲は相國寺で禅の真髄を学ぶことにより、深遠な水墨の境地に到達できたのです。 本作品を見ても、丸い鶴の姿が心の円満を示す「円相(えんそう)」に通じるなど、風趣ある禅味があふれています。 ■若冲は相國寺の恩に報いるため、極彩色花鳥画の傑作「動植綵絵(どうしょくさいえ)」30幅を寄進。 その後、宮中に献納された「動植綵絵」は皇室コレクションの名宝とされてきましたが、この度、百余年ぶりに皇室より相國寺へ里帰りが決定。 それを記念し、相國寺秘蔵の逸品『立鶴図』が有馬底(ありまらいてい)現管長の監修を得て、ついに復刻されました。 日展作家としてつとに高名な井本一倭(いもといちわ)画伯が、若冲の精妙な筆致を肉筆で精緻に臨写。 さらに有馬老大師に禅語を揮毫(きごう)いただくことで、若冲の鶴に命の力が宿されます。 ■有馬底(ありまらいてい)老大師は臨済(りんざい)宗相國寺派管長、金閣・銀閣の両寺の特命住職、京都仏教会理事長などの要職を務める、現代屈指の名僧です。 本作品のために老大師が選ばれた禅語が「鶴有冲霄心(つるにはちゅうしょうのこころあり)」。 「冲霄(ちゅうしょう)」とは「天に突き進む」との意味。 大空へ飛躍する鶴の心を表した、本作品にこれ以上になくふさわしい賛です。 すべての人に幸あれとの渾身の願いを一筆一筆に込め、老大師が揮毫。 微塵の迷いもなく一息に認められた墨蹟を見れば、誰もが平穏な心境に誘われるでしょう。 ■古来より、高名な禅僧の真筆墨蹟は、掛物の筆頭として珍重されます。 本作品『立鶴図』は瑞兆を呼ぶ若冲の鶴と、招福の大願あふれる老大師の墨蹟が禅画一致した墨蹟掛軸(ぼくせきかけじく)の傑作。 貴家の格調を高め、隆盛を招く掛軸として、宗派を問わずご愛蔵ください。 茶席を上品に演出する茶掛(ちゃがけ)にも最適です。 東京書芸館だけの限定作品。 老大師書き下ろし解説書つき。 PR |
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